インプラントのデメリット

インプラントのデメリット

インプラントの最大のメリットはよく咬めるようになるので、歯ごたえのある硬い食物の食感が楽しめるようになり、食事を美味しく味わえるようになるということです。


また他の自分の歯にかかる負担も減って、長持ちするということです。


デメリットは自分の健康な歯と歯茎はくっついていて外界と内界が遮断されている為、細菌が浸入しにくい構造になっていますが、インプラントは金属ですから、歯茎とはくっつきませんので外界と内界が交通しているので細菌が侵入する可能性があります。

よって、日ごろのお手入れがとても大切になります。メインテナンスを怠って、細菌がインプラント周囲から浸入した場合は、感染が起きてきて骨が溶けてしまい、撤去するケースもあります。


このメリットとデメリットを十分ご理解していただいた上で一緒に治療方針を決めていくことが大切だと考えております。

インプラントが困難な症例への対応

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インプラントを希望された患者さんの中には、骨の量が少なくて諦めた患者さんもいるとは思います。その理由は上顎には上顎洞、下顎には下顎神経といった解剖学的な問題があるためインプラントの埋入が困難な場合があります。 そこで最近注目を集めているのがオールオン4という方法です。

この方法は写真の(1)のレントゲン写真のように上顎洞の空洞や下顎神経を避け斜めにインプラントを埋入し、 それを土台にして咬合機能を回復する治療法です。
しかしながら、インプラントが咬み合わせに対して写真(2)のように垂直に力がかからないと長持ちは期待できません。

そこで我々は、形成外科、耳鼻科、歯科でチームを組んで、知恵を出し合い医療を追求してきました。
上顎に骨が足りない場合には耳鼻科にて内視鏡下で上顎洞という空洞に骨を作る手術を行います。
そして、下顎の骨が足りない場合は、形成外科の協力のもと、腸骨骨髄を利用して骨の再生を計ります。

そして、骨が十分できた段階で咬み合わせに対して垂直にインプラントを埋入し、更なる土台の強化を計り、長期的にインプラントを長持ちできるような治療法を行っております。この骨を作る治療期間は2~3年ほどかかりますが、その間は斜めに埋入するインプラントで食事をして頂きます。

即時負荷型インプラントについて

最近、その日にインプラントを埋入し、すぐ歯を入れるという方法が発展されていますが、それはその人の骨が非常に硬く強い場合に限られます。
私は基本的には骨とインプラントが、ある一定の期間(3ヶ月から6ヶ月)骨とインプラントが癒着してから歯を入れる方法が良いと考えております。社会的な事情でどうしても即時インプラントが必要な時は専門医へ相談されることをお勧めします。

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